当院の特徴

治療後にスタッフでカンファレンスを行います。
治療の前日にカンファレンスノートを読み直します。
そしてまたカンファレンスを繰り返します。
なかなか治らない症状に対してのツボと経絡（ツボとツボをつないだ元気の気の流れるルート）の検討を徹底的に深掘りします。
気血津液の滞りがどこでおきているかを見極めより早い改善を目指しています。

なかなか治らない肩こりや腰痛は自律神経の失調が絡んでいることが多いです。

その根本的な原因を取り去る丁寧なヒヤリングにより改善へと導きます。
ホルモンの関係や脳科学的な見地からもアプローチすることによって痛みを取り、再発を未然に防ぎます。

情緒的サポートで心と体が表裏一体であることを患者さんに分かりやすくお伝えしています。

一週間に１回１時間治療するとして、次の治療までは１６７時間あいてしまいます。

その間に患者さんのクセで日常生活の姿勢が悪くなり再発ということは多々あります。

そうならないためにも、次の治療日まで「こういう事に注意してください」という「宿題」をお渡ししています。

その「宿題」が功を奏し、前回より倍以上の治癒力を患者さんが発揮してくれます。

自宅でできる体操や、自分で市販のお灸などがすえられるツボ、そして季節の食養生などの記事を書いたＡ４サイズの読み物を手渡ししています。

いつも楽しみにしていますと患者さんに言われると嬉しいですね。
治療中にも養生法はお伝えしていますが、患者さんにそれを紙ベースで確認していただける事は日々の健やかな暮らしのお手伝いができると自負しています。

鍼灸治療のみで治らなかった、整体のみで再発したという患者さんもいます。
鍼灸と整体両方治療してくれるところを探していました、という喜びの声をいただいています。
もちろん鍼灸のみで効く方、整体のみで体調がよくなった方は多いでしょう。電気の長所、ガソリンの長所を兼ね備えたハイブリッド車のように、鍼灸と整体のハイブリッド治療で患者さんの治癒率が年々上がっています。

漢方鍼治療では脉診を行います。
鍼を刺す深さの判別は見た目の望診と患者さんの手首の動脈に指を当てる脉診で行っています。

例えば細身の方で、細い脉、そして骨にへばりつくような脉が感じられる方は浅く刺し、その逆は深く刺します。

いわゆるオーダーメイドの治療方法です。